M110Systeの記録日記

日々の記録メモを残しています。

アセトン転写によるエッチング基板の作成

只今編集中

表題の件、昔ながらのエッチングによる基板を作成しました

今は大陸の基板作成業者に依頼した方が安く簡単できますが、。。。。

前はアイロン転写又はパウチ加工機による転写でしたが、今は100均で購入出来る

ネイルリムーバーを使用したアセトン転写の方が綺麗に転写出来る事が判りこの方式

のその作業過程を記事にして見ます。題材はこれです。

 

1.基板の版下データをKicadで作成する。

2.版下データを印刷する。

my pRはブラザー工業株式会社のHL2130です。

インクジェットプリンターではなく、トナーによる印刷方式のいわいるレーザプリンターで印刷の事

●用紙はA5、普通のコーピ用紙(設定は普通紙/厚紙)、印刷濃度(濃い濃度)

 

3.版下データを基板に転写する、

注)手が荒れたらいけないので、ビニール手袋、及びマスク着用の事

●紙に印刷した版下データを1cm程余白を残しカットする。基板にセロテープで固定

●発泡スチロール皿の上に貼付た基板を置き、アセトン液を数滴垂らす、基板に

液が浸透すれば、パターンが浮き上がってくる。

●汚れていない菓子パンの袋を基板より大きいサイズにカットした物を置き、その上から

ステックノリの容器の丸い先端部分で基板全体を均等にこする。

●転写完了後アセトン液を自然乾燥、乾燥すると白くなりパターンが透けなく

なります。

 

4,転写用紙を剝離、除去する。

●転写乾燥した基板を基板が入るケースに入れ、基板が浸る程に水を入れ1時間程放置

 





 

 

SVA用簡易スタンド作成

QRPBuilders.comのホームページを見ていると

下記ようなスタンドの運用スタイルがあり作成してみました。

イレクターパイプ関係の部品は2社あり、矢崎化工さんとスペーシアさんでホームセンターをまわって

みましたがスペーシアさんがほとんどでした。

作成したものは下記のものです。

簡易スタンドの部品表

NO,4の5方向ジョイントは安価なスペーシアPJ-202Bを使用しました、少し加工が

必要です。写真は矢崎化工のJ-15Aを使用しています。

 

・450mmのイレクターパイプの分割

NO.1 450mmのイレクターパイプをパイプカッターで80mmx4,及び130mmにカットする。

・5方向ジョイント

NO.4 5方向ジョイント J-49(矢崎化工)は加工の必要はありません、PJ-202B(スペーシ

ア)は加工の必要があります。PJ-202Bは2方向が貫通穴で仕切りがありません、その為

仕切りを次のように追加します。NO.9 VE16パイプを40㎜幅でパイプカッターでカット

20mm所に3㎜のドリルで穴あけ、又PJ-202Bの垂直部分の穴の中心に3㎜のドリル

で穴あけ、その後NO.10 M4x12mmステン皿タッピングビスで40㎜幅のVE16パイプを固定

する。

・基板取付ヘッドの加工
NO.2 PJ-501外キャップの中心に6mmドリルで穴あけ又サイドに3mmドリルで穴あけ

NO.8 VE16パイプを7mm幅でパイプカッターでカットする。

NO,2 PJ-501外キャップにNO.8 7mm幅カットしたVE16パイプを専用接着剤で穴を

あけた同心円に接着する。





40m-10m Small vertical antenna :SVAの作成4

只今編集中

SVAの測定(Lu=21t,Ld=61t)

SVAの加工も完了したので、下記の機材で組立、ベランダーで測定してみました。

TE-2101アンテナアナライザーは関西ハムシンポジュウムにて購入しました。小型で非常に便利

です。

 

SVAのアップ

 

測定風景

 

アンテナアナライザー測定結果

20m BAND

 

40m BAND



20m及び40mバンド共目的周波数より低い周波数のためコイルの巻き戻しが

必要です。

 

Luコイルを1t巻き戻してみました。

Luコイル21tから1t巻き戻し20tにした測定結果

20m BAND

40m BAND

まだまだ巻き戻しが必要です。

Luコイル20tから更に5t巻き戻し、15tにして測定

20m BAND

49m BAND

 

40m-10m Small vertical antenna :SVAの作成3

只今編集中

ベースローディングコイル部コイル巻き

 

・まず初めに

上のコイルと下のコイルを上側をLu,下側をLdとする。

エナメル線AWG22(被覆を含めて0.7mm)をVE16パイプ(直径22mm)に巻くと

1回巻きの円周長は1t=2πrなので1t=2x3.14x11=69.08mmとなる。

Luは21tなので、必要な線長は21x69.08=1450.68mm,余裕300mmを見て1750mm

Ldは61tなので、必要な線長は61x69.08=4213.88mm,余裕300mmを見て4550mm

BNC-ロッカースイッチ間の線150mm、必要エナメル線はトータル6450mmです。

またコイル幅LUは0.7x21=14.7mm Ldは0.7x61=42.7mmとなります。

Luコイル巻きの前にBNC-ロッカースイッチ間に接続するエナメル線を150mmCut

(これをBR線とする)

・Luのコイル巻き

エナメル線をB穴より通しロッカースイッチ穴に30mm程出して置く、その後21回巻く

C穴にはまだ通さなくテープなどで仮止めし、下のようにスマホで写真撮影して巻き数

を数える。(適宜瞬間接着剤で巻き線を止めていくと、バラけず綺麗に巻ける。)

21回がOKであれば、C穴より60mm程の長さでCutし、C穴に通し銅管エンドキャップ

側に出す又D穴にBR線を通し、C穴より出した線とBR線を3mm程被覆を除去し半田上

げ、下記の様に平行に薄く半田付けして置く、D穴は1.6mmなので穴に通すことが可能

その後D穴側にあるBR線を引っ張り、C穴より出した線をD穴に出すことが出来ま

す。半田付けした線を分離して置く

・Ldのコイル巻き

注)Luコイルと同じ方向に巻いて下さい。

エナメル線をA穴より通しロッカースイッチ穴に30mm程出して置く、その後61回巻く

E穴にはまだ通さなくテープなどで仮止めし、下のようにスマホで写真撮影して巻き数

を数える。(適宜瞬間接着剤で巻き線を止めていくと、バラけず綺麗に巻ける。)

61回がOKであれば、E穴より60mm程の長さでCutし、E穴に通し銅管エンドキャップ

側に出す又銅管エンドキャップ側から先ほどLuコイル巻きで使用したBR線を通し、ロッカ

スイッチ穴より30mm程出して置く

・エナメル線の末端処理

ロッドアンテナ側、Luコイル末端処理は下記の通りです。

D穴より出た線を写真様にトリミング、被覆を除去し半田上げ

上の様に端子を圧着する。M3x8mmのネジで銅管エンドキャップを止める。

 

BNCコネクター側、Ldコイル末端処理は下記の通りです。

BR線をLU_E線の長さに揃える両方とも3mm程、被覆を除去し半田上げする。

銅管エンドキャップがGNDになるので、ショートしないようにヒシチューブを挿入して

置く、その後写真のようにBNCコネクター・SVA基板・銅管エンドキャップをBNCコネクターの取

付ナット・内歯ワッシャーで組立、BNCコネクターの芯に半田付けする。

M3x8mmのネジで銅管エンドキャップを止める。

 

」ロッカスイッチ部、ロッカスイッチの末端処理は下記の通りです。

写真のようにBR線、Ld_A +Lu_B3mm程被覆を除去、半田上げ、ロッカスイッチに写真

のように半田付けする。

半田付けしたロッカスイッチをローディングコイル部にSetする。ロッカスイッチの取

外しは、上の写真の箇所をVEパイプのサイドから150mm金属ゲージ又はマイナスドラ

イバーで押すことで解除できます。

以上でコイル巻きは完了です。

テスターの抵抗レンジでロッドアンテナ取付ネジとSVA基板のGND間で導通がない事を

確認、又ロッドアンテナ取付ネジとBNCコネクターの芯との間で導通がある事の確認



 

 

 

 

 

 

 

 

40m-10m Small vertical antenna :SVAの作成2

ベースローディングコイル部加工

  • VE16塩ビパイプ

1.VE16塩ビパイプをパイプカッターで150mmにカットする。

2.150mmにカットした塩ビパイプに穴あけ加工テンプレートを1個分切り取り

両面テープにて貼付 A.B.C.E穴は1.2mm D穴は1.6mmミニドリルで穴あけ、ロッカーSW

の取付穴(10x15mm)は最初に1.2mmのミニドリルで下穴を開けその後2mmで穴あけし、ニッパーで穴と穴をカットし後はやすりで現物合わせで加工を行なう、拡げ過ぎに注意

する。CB.CW穴はこの時点では開けない

テンプレート

3.下の銅管エンドキャップの加工が終了していれば、塩ビパイプにCB.CW対(ABCDE

各穴の延長線上に位置する)に銅管エンドキャップをかぶせて3mmの穴を開ける(穴

の位置を合わせるため)その後銅管エンドキャップを取外し、CB,CW穴にローレットスレッドナット取付用の下穴3.2mmを開ける。

BNCコネクター側(左)ロッドアンテナ側(右)

4.塩ビパイプに半田ごてを使用してローレットスレッドナットをCB.CW穴に熱処理して埋込固

定する。

 


  • 銅管エンドキャップ

銅管エンドキャップは2個使用

(傷つけないように穴を開ける場所4箇所に丸シールを貼る

加工時は危険なので、クランプバー治具等で必ず固定の事

1.銅管エンドキャップ1個目はロッドアンテナを取付ネジ穴をM4タップ加工するため

下穴3.2mmをセンターゲージにて中心点をポンチで印付けボール盤で穴あけ、タップ加

工する。加工後 M4ネジ、ナット、ワッシャーを取付て置く

2.銅管エンドキャップ2個目はBNCコネクター取付穴をあける。センターゲージにて中心

点をポンチで印付け3mmでボール盤で穴あけ、その後8mmで穴あけこれを元にやす

りでBNCコネクターの取付穴を加工する。

3.1と2で加工した銅管エンドキャップに端から5mmの位置に3mmの穴を開ける

1は穴あけ位置関係5mm以外ないが、2.はBNCコネクターとロッカーSWとの位置関係(BNCコネクターの突起部と銅管エンドキャップ取付穴が同一線上になるように穴開け)が

るので注意の事

銅管エンドキャップ穴開け位置




 

40m-10m Small vertical antenna :SVAの作成1

 

追記 0225.0305.0327.0328

JL1KRA(中島OM)さんの新QRP Plaza掲示板の

[7532] :QRPBuilders New kit 40-20-10 Vertical 名前:JL1KRA  投稿日:2024年02月09日 (金) 09時07分 引用 
https://qrpbuilder.com/qbv-40m-10m-portable-antenna

自分で作れそうですね!そしてキットは自分の工夫も入れられます。
このサイトに書いてある

Be Creative!… Don’t be a “Passive Consumer” of someone else’s imagination.

は好きな言葉です。
IMGIMGIMG

記事が目に留まりQRPBuilders New kit 40-20-10 Verticalのホームページをグーグルさんに翻訳してもらって、個々のパーツが入手できれば、製作可能と思われ、銅管エンドキャップをホームセンターで探してみました。コーナンで安価に販売されているのを発見、即購入しました。

主な部品を集めて見ました。
IMGIMG

pdf組立説明書をダウンロード後、日本語にレイアウト維持で翻訳する。都度説明を追加する。

QBV 40_20_10m ANT.en.ja1.pdf - Google ドライブ

 

追記 0328

QRPBuilders.com

ホームページの組立説明書が新しくなっているので、ダウンロード

qbv_assy_031924.PDF、以前はqbv_assy_020524.PDF

翻訳したものを下記に

qbv_assy_031924.en.ja.pdf - Google ドライブ

都度説明を追加していない、素の状態で翻訳しています。

見た感じ変更されている所は運用状態の写真追加されいる(スプリングクランプを使用)

---------------------------------------------------------------追記 おわり

  • アンテナの構造

本アンテナは3つの部分から構成されています。

1.約140cmのロッドアンテナ部

取付のみで加工は無し

2.ベースローディングコイル部

本アンテナの基本部でVE16塩ビパイプ150mm,銅管エンドキャップx2、ロッカーSW

エナメル線、取付ネジ等で加工及びコイル巻きが必要です。

3.アンテナベース基板部

基板(SysteM110製)にベースローディングコイル部をBNCコネクターで固定及びGND接続用の

ネジの取付,基本加工の必要はありませんが、秋月で調達したBNCコネクターはコネクター

をヤスリで大きくしないと取付できないかもしれません

  • オリジナルとの違い二点

1.バンド切替SWをミニトグルSWからロッカSW(10x15))に変更、加工が大変だが安価でメンテナンス性が良い(パイプの表面から取付でき、半田付けも表面に出した状態で半田可能、取外しも15cm金属ゲージ又はマイナスドライバーでロック部分を押せば簡単に取外し可能、又必要なエナメル線をcutしなくて購入した状態で巻く事が出来るので無駄がない)

2.銅管エンドキャップの固定方法をVE16パイプ側にローレットスレッドナットM3(外径4.2mm       L10mm)を半分にカットし半田ごてで熱処理して埋込固定(BNCコネクター側とロッドアンテナ側2箇所)下穴は3.2Φです。

まずは試作用に生基板で作成、並行してKiCADにて本基板を作成

追記 0327

基板化していますが、特に回路は無く全てGNDパターンです。

生基板で作成される方は両面又は片面ガラスエポキシ基板で作成可能です。

100mmx35mm生基板用テンプレートPDFは

生基板用TP.pdf - Google ドライブ

両端の取付穴は必要ありません

------------------------------------------------------追記 おわり

  • KiCADにて基板作成

[7551] ::RE QRPBuilders New kit 40-20-10 Vertical 名前:JA3QLC  投稿日:2024年02月15日 (木) 00時20分 引用 
試作は生基板を使用してカット&トライ作成し、本作用に

KiCADにて40m-10m Small vertical antennaとcompact antenna(2枚使用してダイポルアンテナ)

共用基板作成中です。(6mはロッドアンテナ2本でコンパクトDPアンテナに使用可能)

40m/20mはエレメント2本作成でDPと夢が膨らみます。
IMGIMG
基板のガーバビューです。

基板の発注先を最初はJLC.PCBさんにしましたが、基板のデザインで基板外形を円弧で作成している部分があり別料金が発生し割高になるので、キャンセルしELECROWさんに10枚(2/17)発注しました。基板が$1.0,送料が$5.7 合計$6.7です。

追記 0305 

20240305 Elecrowさんに注文していたものが、佐川急便にて到着しました。

早々分離cutしました。何か?ついていました。

-------------------------------------------追記 おわり

  • 部品表の作成

主な購入先は

NO.2

エンドキャップ

NO.3 

エナメル線

NO.5

ロッドアンテナ

NO.5ロッドアンテナは少し短いですが、千石で販売されているもの使用可能?


・穴あけ加工テンプレートの作成

VE16塩ビパイプをコイルのボビンと使用しています。その穴あけ加工用のテンプレートをPCBEで作成しました。

テンプレート

追記 0225

銅管エンドキャップとTSエンドキャップ共用の穴開けテンプレートも作成しま

した。TSエンドキャップ使用時はVEパイプ長は160mmになり又ロッドアンテ

ナ接続用のネジに直接、M4圧着端子(R1.25-4)止めになります。

追加部品は

M4圧着端子(R1.25-4)x1
TSキャップ TSC16 x2

 

共用テンプレート

-------------------------------------------------追記 おわり

原寸大PDFテンプレートはこちらから↓

drive.google.com



 

 

クランプバーとほぼセンターゲージ治具作成

 

どこの家でも捨てているかまぼこ板を利用してクランプバーとほぼ中心点と思われる

センターゲージを作成しました。各々の部品表は下記の通りです。

  • クランプバー

    使用用途としてBÑCコネクター、イヤフォォンプラグ等小物電子パーツを挟んで半田付けが楽になる、又小物パーツの穴開け時固定して使用、缶の栓などが固くて開けられない等に便利

     



  • ほぼセンターゲージ

  塩ビキャップ等の中心点に穴あけ加工時、中心点求める治具ほぼと言うには精度に        

  問題があるため、多数線引きする事により中心点が白く浮き上がてくる。その点が

  中心となる、