M110Systeの記録日記

日々の記録メモを残しています。

40m-10m Small vertical antenna :SVAの作成3

只今編集中

ベースローディングコイル部コイル巻き

 

・まず初めに

上のコイルと下のコイルを上側をLu,下側をLdとする。

エナメル線AWG22(被覆を含めて0.7mm)をVE16パイプ(直径22mm)に巻くと

1回巻きの円周長は1t=2πrなので1t=2x3.14x11=69.08mmとなる。

Luは21tなので、必要な線長は21x69.08=1450.68mm,余裕300mmを見て1750mm

Ldは61tなので、必要な線長は61x69.08=4213.88mm,余裕300mmを見て4550mm

BNC-ロッカースイッチ間の線150mm、必要エナメル線はトータル6450mmです。

またコイル幅LUは0.7x21=14.7mm Ldは0.7x61=42.7mmとなります。

Luコイル巻きの前にBNC-ロッカースイッチ間に接続するエナメル線を150mmCut

(これをBR線とする)

・Luのコイル巻き

エナメル線をB穴より通しロッカースイッチ穴に30mm程出して置く、その後21回巻く

C穴にはまだ通さなくテープなどで仮止めし、下のようにスマホで写真撮影して巻き数

を数える。(適宜瞬間接着剤で巻き線を止めていくと、バラけず綺麗に巻ける。)

21回がOKであれば、C穴より60mm程の長さでCutし、C穴に通し銅管エンドキャップ

側に出す又D穴にBR線を通し、C穴より出した線とBR線を3mm程被覆を除去し半田上

げ、下記の様に平行に薄く半田付けして置く、D穴は1.6mmなので穴に通すことが可能

その後D穴側にあるBR線を引っ張り、C穴より出した線をD穴に出すことが出来ま

す。半田付けした線を分離して置く

・Ldのコイル巻き

注)Luコイルと同じ方向に巻いて下さい。

エナメル線をA穴より通しロッカースイッチ穴に30mm程出して置く、その後61回巻く

E穴にはまだ通さなくテープなどで仮止めし、下のようにスマホで写真撮影して巻き数

を数える。(適宜瞬間接着剤で巻き線を止めていくと、バラけず綺麗に巻ける。)

61回がOKであれば、E穴より60mm程の長さでCutし、E穴に通し銅管エンドキャップ

側に出す又銅管エンドキャップ側から先ほどLuコイル巻きで使用したBR線を通し、ロッカ

スイッチ穴より30mm程出して置く

・エナメル線の末端処理

ロッドアンテナ側、Luコイル末端処理は下記の通りです。

D穴より出た線を写真様にトリミング、被覆を除去し半田上げ

上の様に端子を圧着する。M3x8mmのネジで銅管エンドキャップを止める。

 

BNCコネクター側、Ldコイル末端処理は下記の通りです。

BR線をLU_E線の長さに揃える両方とも3mm程、被覆を除去し半田上げする。

銅管エンドキャップがGNDになるので、ショートしないようにヒシチューブを挿入して

置く、その後写真のようにBNCコネクター・SVA基板・銅管エンドキャップをBNCコネクターの取

付ナット・内歯ワッシャーで組立、BNCコネクターの芯に半田付けする。

M3x8mmのネジで銅管エンドキャップを止める。

 

」ロッカスイッチ部、ロッカスイッチの末端処理は下記の通りです。

写真のようにBR線、Ld_A +Lu_B3mm程被覆を除去、半田上げ、ロッカスイッチに写真

のように半田付けする。

半田付けしたロッカスイッチをローディングコイル部にSetする。ロッカスイッチの取

外しは、上の写真の箇所をVEパイプのサイドから150mm金属ゲージ又はマイナスドラ

イバーで押すことで解除できます。

以上でコイル巻きは完了です。

テスターの抵抗レンジでロッドアンテナ取付ネジとSVA基板のGND間で導通がない事を

確認、又ロッドアンテナ取付ネジとBNCコネクターの芯との間で導通がある事の確認