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ベースローディングコイル部コイル巻き
・まず初めに
上のコイルと下のコイルを上側をLu,下側をLdとする。
エナメル線AWG22(被覆を含めて0.7mm)をVE16パイプ(直径22mm)に巻くと
1回巻きの円周長は1t=2πrなので1t=2x3.14x11=69.08mmとなる。
Luは21tなので、必要な線長は21x69.08=1450.68mm,余裕300mmを見て1750mm
Ldは61tなので、必要な線長は61x69.08=4213.88mm,余裕300mmを見て4550mm
BNC-ロッカースイッチ間の線150mm、必要エナメル線はトータル6450mmです。
またコイル幅はLUは0.7x21=14.7mm Ldは0.7x61=42.7mmとなります。
Luコイル巻きの前にBNC-ロッカースイッチ間に接続するエナメル線を150mmCut
(これをBR線とする)
・Luのコイル巻き
エナメル線をB穴より通しロッカースイッチ穴に30mm程出して置く、その後21回巻く
C穴にはまだ通さなくテープなどで仮止めし、下のようにスマホで写真撮影して巻き数
を数える。(適宜瞬間接着剤で巻き線を止めていくと、バラけず綺麗に巻ける。)
21回がOKであれば、C穴より60mm程の長さでCutし、C穴に通し銅管エンドキャップ
側に出す又D穴にBR線を通し、C穴より出した線とBR線を3mm程被覆を除去し半田上
げ、下記の様に平行に薄く半田付けして置く、D穴は1.6mmなので穴に通すことが可能
その後D穴側にあるBR線を引っ張り、C穴より出した線をD穴に出すことが出来ま
す。半田付けした線を分離して置く
・Ldのコイル巻き
注)Luコイルと同じ方向に巻いて下さい。
エナメル線をA穴より通しロッカースイッチ穴に30mm程出して置く、その後61回巻く
E穴にはまだ通さなくテープなどで仮止めし、下のようにスマホで写真撮影して巻き数
を数える。(適宜瞬間接着剤で巻き線を止めていくと、バラけず綺麗に巻ける。)
61回がOKであれば、E穴より60mm程の長さでCutし、E穴に通し銅管エンドキャップ
側に出す又銅管エンドキャップ側から先ほどLuコイル巻きで使用したBR線を通し、ロッカ
スイッチ穴より30mm程出して置く
・エナメル線の末端処理
ロッドアンテナ側、Luコイル末端処理は下記の通りです。
D穴より出た線を写真様にトリミング、被覆を除去し半田上げ
上の様に端子を圧着する。M3x8mmのネジで銅管エンドキャップを止める。
BNCコネクター側、Ldコイル末端処理は下記の通りです。
BR線をLU_E線の長さに揃える両方とも3mm程、被覆を除去し半田上げする。
銅管エンドキャップがGNDになるので、ショートしないようにヒシチューブを挿入して
置く、その後写真のようにBNCコネクター・SVA基板・銅管エンドキャップをBNCコネクターの取
付ナット・内歯ワッシャーで組立、BNCコネクターの芯に半田付けする。
M3x8mmのネジで銅管エンドキャップを止める。
」ロッカスイッチ部、ロッカスイッチの末端処理は下記の通りです。
写真のようにBR線、Ld_A +Lu_B3mm程被覆を除去、半田上げ、ロッカスイッチに写真
のように半田付けする。
半田付けしたロッカスイッチをローディングコイル部にSetする。ロッカスイッチの取
外しは、上の写真の箇所をVEパイプのサイドから150mm金属ゲージ又はマイナスドラ
イバーで押すことで解除できます。
以上でコイル巻きは完了です。
テスターの抵抗レンジでロッドアンテナ取付ネジとSVA基板のGND間で導通がない事を
確認、又ロッドアンテナ取付ネジとBNCコネクターの芯との間で導通がある事の確認