M110Systeの記録日記

日々の記録メモを残しています。

ADX-S ・4バンドデジタルトランシーバー組立(番外編1)

20230523:パターンミスあり修正しました。

20230530:コンデンサ、コイル対応表追加

Elecrowさんに5/10に手配していたSMD(KJ7NLA)版LPF基板及び、WB2CBA LPF Cnv_ADP基板(ゆあいるドーダボードです。)が本日(5/19)到着しました。

早々にスリット面付基板、をテーブルソーにて分離カットしました。

スリット面付をテーブルソー

基板比較

基板比較

A.SMD(KJ7NLA)版LPF基板

KJ7NLA作成のADX mini用のLPF基板を当方がアレンジして作成しました。SMD(チップコンデンサ) 0805タイプ使用したLPFです。コンデンサの目的容量に近かずける為に素子数を増やしています。ピンソケット又はピンヘッダー部が対象なので、裏表どちらでも使用可能です。

本基板4バンド分でADX-S付属のものと比較すると2バンド分より小さい容量です。コンパクト過ぎて紛失の可能性があります、(笑)

サイズ:22x12mm

注) 耐圧100v以上の0805チップコンデンサを別途手配、必要です。

B.WB2CBA LPF Cnv_ADP基板(ゆあいるド-ダボード)

WB2CBA作成ADX LPF基板をL1(FT37-43)RFCを共通化しLPF部分を交換出来る様にした Cnv_ADP基板(ゆあいるドーダボードです。)

サイズ:45.4x14.5mm(ADX-S付属のもの同サイズ)

注) 基板、のシルク印刷L3をL1に読み替えて下さい、又シルク印刷FT37-43 20tは間違いです。12tが正解です。

C.基板の回路図

Sch Miss

注) D1(1N4756)ツエーナダイオードはパターンなし未実装です。

 

J6コネクター部分にパターンミスがありました、すみません  

正しいパターンに修正し基板を再発注しました。回路図はTHDタイプのLPFも作成し、

SMD(KJ7NLA)版LPF、THD版LPFと共用のWB2CBA Cnv ADP基板となります。

new Sch

注) D1(1N4756)ツエーナダイオードはパターンあり未実装です。

オリジナルLPFモジュールとWB2CBA LPF Cnv_ADP基板、SMD(KJ7NLA)版LPF/

THD smd版LPFのコンデンサ及びコイルの対応表は下記の通りです。

対応表



 

D.基板の実装方法

1.推奨する実装

ADX-Sメイン基板のLPFの場所にピンヘッダーを取付の方はピンヘッダーにWB2CBA LPF Cnv_ADP基板(ゆあいるドーダボードです。)に部品を実装し誤りがないかよく確認、基板を直下に半田付けする。半田付け後は取外しが困難ですので注意してください。

又今の状態で本基板を試してみたい場合、ソケット化して親亀小亀方式で使用する

ことも可能です。(2.推奨しない実装方法を参照して下さい)

2.推奨しない実装

ADX-Sメイン基板のLPFの場所にピンソケットを取付の方はピンソケットをピンヘッダーに交換

(交換は非常に難しいと思われます。)して1の方法で実装する。

そのままピンソケットを利用する場合はWB2CBA LPF Cnv_ADP基板をソケット化して

親亀小亀方式で2段階交換とする。WB2CBA LPF Cnv_ADP基板側のピンヘッダー

(メイン基板との接続部分)に1.6mmかさ上げスペーサが2個必要です。

注)画像を右クリックで新しいタブで画像を開くで拡大表示になります。